ご挨拶

オリンピックイヤーの2020年、公益社団法人日本口腔インプラント学会は創立から50年を迎えようとしています。 2020年の日本口腔インプラント学会年次大会は、第50回記念学術大会と称することとなり、9月18日(金)・19日(土)・20日(日)の3日間、パシフィコ横浜ノースにて開催される運びとなりました。併せて、記念事業の一環としての創立50周年記念式典・祝賀会も同時に開催されます。

本大会のメインテーマは「インプラント治療 -これまでの50年、これからの50年- 」であり、大会組織は全支部長が副大会長となるオールジャパン体制となっております。

さて、半世紀にわたる本学会員および諸先輩の方々のたゆまぬ研究と臨床の成果により、インプラント治療の予知性は著しく高くなり、現在の歯科臨床において必要不可欠な分野となっております。また、再生医療は数年の内に実現可能となりつつあり、デジタル技術を応用した医療テクノロジーも今後飛躍的に発展することは確実です。

今回の学術大会においては、これまでのインプラントの学問と臨床、そして周辺の科学技術の進歩を総括するとともに、インプラント治療の今後の将来像を広く展望することを目指しております。

特別講演にはiPS細胞の臨床応用において世界の最先端を走っておられます岡野栄之先生、酸化チタン表面の本多-藤嶋効果を発見され文化勲章を受章された藤嶋昭先生をお招きしております。

また、第四次産業革命の核となるAI(人工知能)は飛躍的に発展し、すべての医療や社会システムを劇的に変えようとしています。今回、本分野のkey personである人工知能学会元会長の山口高平先生、日本デザイン学会会長の松岡由幸先生、スタンフォード大学主任研究員の池野文昭先生に、AIが存在する医療の近未来像を分かり易く解説いただきます。

海外からは、これまで世界のインプラント学を牽引されてこられたProf. BuserとProf. Lang等を招聘しインプラントの未来像を講演していただく予定です。また、インプラントの臨床に関しては、各分野に関してのシンポジウムを企画し、数多くの日本の第一人者の先生方にお越しいただき世界レベルの講演をしていただく予定です。また、関連する諸学会と共に多様なテーマに関してのジョイントシンポジウムの企画を進めております。

一方、広告可能な専門医の実現は本学会の大きな課題でありますが、国民に信頼される専門医制度をさらに充実させるために、2回の専門医教育講座および各種の教育講座とセミナーが開催される予定です。

第50回記念学術大会が横浜のみなとみらいに開設される新会場にて開催されるにあたり、参加者に満足していただけるよう、最新で貴重な知識をたくさん学んでいただけることを目指して鋭意準備を進めております。つきましては、多くの先生方、歯科衛生士、歯科技工士・医療関係者の方々にご参加賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。

第50回公益社団法人日本口腔インプラント学会記念学術大会

大会長 井汲 憲治

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